2020年のコロナ禍で働き方にも大きな変化がありました。都内のIT企業に努めておりますが、完全に在宅でのリモート生活となりました。極端に外出する頻度が少なくなり、体力の消耗から健康にもあまり良くないと感じています。
ワーケーションという「働くこと」と「休暇をすること」を一緒にまとめてやることで相乗効果が生まれるということが巷ではやっていたので実際にやってみました。一般的な企業では企業から予め定められた場所で業務をすることと規定されているので、今回は有給を取り、仕事とバケーションをやってみました。
場所の選定は関東近郊で家から2時間以内でアクセスできることと、温泉があること、自然があること、美味しいものが食べられること、wifiの環境があることを重点として選びました。
ワークに関してはいつもと違う環境で気分転換になり、空気も綺麗で気持ちよく仕事ができましたが、ワーケーションだから効率よく仕事ができたかと言われると疑問が残ります。オフィスや自宅のリモート環境の方が他に気をもっていかれるところがないので集中できていたように思います。
バケーションに関しては大自然を満喫できました。湖ではじめてカヌーやSUPを体験してみました。久々の自然に触れて体も心もリラックスできた時間となりました。
またワーケーションに関して情報を探していて、次に行ってみたいワーケーションスポットを見つけました。栃木県にある飯塚邸というところです。文化財になっていながら、仕事する環境がよさそうです。
ワーケーションというと自然を体感しながらと勝手に思っていましたが、素敵な建造物での体験もいいなと思いました。
今回実際に体験してみて、メジャーな働き方として定着することはないように感じました。長期滞在やアクセスにかかるコストやリソースなどが割にあわないと思いました。
しかし今20代・30代で人気があるFIREやセミFIREという新しい生き方が結果ワーケーションという概念に親しいものではないかと思っています。働くことと人生やりたいことをする時間をうまくコントロールしていく生き方がもっとも贅沢になるのではないでしょうか。
今30半ばに差し掛かっている中で生き方や時間の使い方を日々考えさせられます。一度きりの人生今日が一番若い日です。後悔のないように楽しみたいと思います。
コメント