現在36歳で都内IT企業で会社員をしています。35歳で同じ歳の男性と結婚しました。29歳のときに5年間付き合った彼氏に振られてから結婚する35歳までのアラサー婚活事情をお伝えします。
29歳で振られる
29歳のときに5年間付き合った彼氏に振られました。27、28歳頃から周りの友達の結婚ラッシュが続いて、毎月誰かの結婚式に参加している状況でした。彼氏がいたので特に焦りはなくこの人と結婚するんだろうと軽い気持ちで考えていました。
今思えば、結婚の話題に触れない彼氏に対して、「結婚するよね?」「結婚したい」というワードを口にするのが怖かったように思います。何が怖かったのか、彼氏を失うことはもちろんですが、20代後半を彼氏や彼氏の友達、自分の友達とグループで旅行にいったり、徹夜でオリンピックを観戦したり、人狼ゲームをしたり、ドライブしたりそういった心地よい人付き合いやライフスタイルを手放すことが怖かったように思います。今を楽しみたいと思っていました。
人生を振り返ったときに27歳のときに結婚について確認しておけばよかったかと問われるとそれは今でも「No」と言えるので彼とはパートナーではなく、20代後半の人生を豊かにしてくれた存在だったと思います。
ゼロからのスタート@NY
振られてからはしばらく(半年くらい?)はLINEを見返したり、SNSを見てしまったり、友達にさみしさを聞いてもらったりと引きずっている自分がいました。天気となったことは30歳の節目となる誕生日に始めてひとりで海外旅行に行ったことです。友人と2人で行く予定だったのですが、直前で友人の妊娠が発覚しました。不妊に悩んでいたので報告を聞いたときは本当に嬉しかったです。
出発の2週間前だったのでキャンセル料は友人が持ってくれると行ってくれましたが、せっかくなのでひとりで行くことにしました。場所はアメリカのニューヨークです。一人でいく決心がついたのは現地に大学時代の友人夫妻がいて、そこにお世話になれる環境があったことも大きいです。
ニューヨークではマンハッタンの街中を自転車で探索したり、ハンバーガーやランチを買って公園で昼寝をしたり、本を読んだり、ホットヨガの教室に体験入学してみたり、10日間ほどの日程でしたが現地で暮らすように生活することが心も時間もゆったり過ごせて人生のリセット時間として最高のときとなりました。
婚活のはじまり~アプリ~
日本に帰って来てからついに30歳という大台になって独身であることに焦りを感じていました。20代の頃は本当に多く声がかかっていた合コンですが、27・28歳の結婚ラッシュを過ぎた30歳くらいからは急激に数が少なくなりました。同世代が結婚をはじめたので、これはごく普通の現象ですよね。
出会いの数を少しでも増やす必要があると思い手軽に始められるアプリをはじめました。当時アプリはまだどこか出会い系の延長線上にある位置づけで今みたいに様々な種類のアプリはありませんでした。そのため、アプリで出会う人ややりとりすることに不安を持ちながらはじめました。性格はどちらかというとポジティブな方なので不安よりも楽しみのほうが大きかったように思います。普通に生活していたら出会えないジャンルの人に出会えることや、趣味嗜好、自分が理想とする人の条件、事前にメッセージ会話ができることなど効率がいい出会いの方法じゃないかと思っていました。
特に親にも会社の同僚や友人にも隠すことはなく、アプリで婚活をはじめたことを話していました。「大丈夫?」「変な人に騙されないでね」「危ないんじゃない」など当時はかなり批判と同時に心配の声をもらえたことを記憶しています。とりあえず行動していないと何も起こらないですし、良いことも悪いことも始まらないので、行動した自分に満足していた部分もあると思います。
ここからアプリで壮絶な体験もしましたので、また別記事で書きたいと思います。ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
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